外壁と基礎の間のすき間は埋めるべき?浜松市で知る土台水切りの役割と補修方法

外壁と基礎の間のすき間は埋めるべき?浜松市で知る土台水切りの役割と補修方法
こんにちは。
浜松市の「塗り替えリフォームのウチケン」代表、内山雅彦です。
ご自宅の外壁とコンクリート基礎の境目を見たことがありますか?
よく見ると、細長い金属部材が取り付けられ、その周囲にすき間がある住宅があります。
「ここから雨が入らないの?」
「虫が入りそうだからコーキングで塞ぎたい」
「金属が錆びているけど塗装で直せる?」
このような疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
結論からいうと、外壁と基礎の間のすき間は、通気や排水のために必要な場合があります。構造を確認せず、コーキングで全面的に塞ぐことはおすすめしません。
ただし、すべてのすき間が正常というわけでもありません。
今回は、土台水切りの役割と、補修が必要な状態についてお話しします。
1.外壁と基礎の間にある金属は何のために付いているのでしょうか?
外壁の下端に取り付けられている金属部材は、一般的に土台水切りと呼ばれ、雨水を外へ逃がす雨仕舞などの役割があります。
住宅によっては、外壁の裏側に空気を通す「通気層」が設けられています。
通気工法では、壁の内部に入った湿気を排出できる構造が重要です。
土台水切りには、通気や換気に対応した製品もあります。
例えば、建材メーカーの城東テクノでは、壁の下部から通気層へ空気を取り入れることを目的とした製品を販売しています。
つまり、外壁と基礎の間にすき間が見えていても、必ずしも施工不良ではありません。
見た目だけで判断せず、その住宅の通気・排水構造を確認することが大切です。 城東テクノ株式会社
2.すき間から虫が入りそうならコーキングで塞いでもいいですか?
通気や排水のために設けられた開口部は、コーキングで塞いではいけません。
すき間があると、虫や小動物の侵入が心配になるかもしれません。
しかし、通気口を塞いでしまうと、本来必要な空気の流れを妨げるおそれがあります。
また、外壁内部の水分を排出する構造にも影響する可能性があります。
そのため、虫の侵入が心配な場合は、防虫・防鼠機能を持つ部材が使われているか確認します。
ただし、外壁材の割れや部材の外れによってできた異常なすき間なら、適切な補修が必要です。
重要なのは、「必要なすき間」と「不具合によってできたすき間」を区別することです。
3.土台水切りが錆びたり曲がったりしたら塗装で直せますか?
表面的な軽い錆なら塗装を検討できる場合がありますが、大きな変形や穴あき、固定不良は塗装だけでは直せません。
土台水切りには、鋼板やアルミなど、さまざまな材料が使われています。
鋼板製で表面に錆が発生している場合は、適切な下地処理を行い、材料に合った錆止め塗料などを使用する方法があります。
日本ペイントでも、金属部材の錆の状態や使用環境に合わせて塗料を選ぶことが重要だと説明しています。
ただし、金属の種類によって塗料の適合性は異なります。
また、塗装では曲がった金属を元の形に戻すことはできません。
大きく曲がっている場合や、穴が開いている場合は、部分交換などを検討します。
ウチケンでも、板金部分の下地をケレンで整え、錆止めを使用して塗装した施工実績があります。
→ ウチケン施工事例|浜松市浜名区の板金部下地処理と塗装工程
※こちらは一般的な板金部塗装の事例であり、土台水切りの交換事例ではありません。
4.土台水切りの補修は外壁塗装と一緒に行うべきでしょうか?
外壁塗装の際に状態を確認することはおすすめしますが、問題のない水切りまで交換する必要はありません。
例えば、築20年ほどの住宅を考えてみましょう。
土台水切りの一部分に軽い錆がありますが、変形や穴あきはなく、固定状態も良好です。
この場合は、材質に適した下地処理と塗装を検討できます。
反対に、車などをぶつけて大きく曲がり、固定部分まで外れている場合は、板金補修や交換が必要になることがあります。
また、外壁塗装を行う場合は、水切りが見積もりの施工範囲に含まれているか確認しましょう。
ウチケンの外壁塗装サービスでも、建物を保護するための塗装について紹介しています。
見積もりの比較方法は、こちらの記事も参考になります。
大切なのは、塗装すること自体ではなく、部材の機能を維持することです。
例えばこんな場合があります
外壁塗装を検討している住宅で、基礎の上にある水切りが少し変色していたとします。
しかし、材質を確認すると、錆ではなく表面の汚れだったという可能性もあります。
この場合、清掃だけで済むかもしれません。
一方、金属部分が大きく曲がり、外壁との納まりにも問題がある場合は、板金補修を考えます。
汚れ・錆・変形・固定不良は、それぞれ対処方法が異なります。
ご自宅で確認したい5つのポイント
☑ 外壁と基礎の間にあるすき間は均等か
☑ 土台水切りが曲がったり外れたりしていないか
☑ 金属部分に赤い錆や穴あきがないか
☑ 外壁や基礎の下部に不自然な水染みがないか
☑ 最近、外壁や基礎の補修工事をしていないか
確認するときは、部材を無理に動かさないでください。
金属の端部は鋭利な場合があります。
内山社長のひとこと
私は長年、住宅の塗装やリフォーム工事に携わってきました。
その中で大切にしているのが、見えているすき間や傷みを、すぐ工事につなげないことです。
すき間があるから全部塞ぐ。
錆があるから全部交換する。
私は、そのような判断はしません。
住宅の部材には、それぞれ役割があります。
通気が必要なら、その機能を残す。
固定が悪ければ適切に補修する。
まだ使えるものなら、無理に交換しない。
塗装で直せないものは、板金工事など別の方法を検討する。
これがウチケンの基本的な考え方です。
浜松市・浜名区・浜北周辺で土台水切りのすき間や錆が気になる方は、まず現在の状態を確認してみてください。
よくある質問(FAQ)
Q1.外壁と基礎の間にすき間があると雨漏りしますか?
必ずしも雨漏りするわけではありません。通気や排水のために必要な場合もあります。建物の構造を確認して判断します。
Q2.虫が入りそうなのでコーキングで塞いでもいいですか?
通気口を塞ぐおそれがあるため、自己判断はおすすめしません。防虫・防鼠部材など、構造に適した対策を検討します。
Q3.土台水切りの錆は塗装できますか?
材質や錆の状態によっては可能です。大きな腐食や穴あきがある場合は、交換を検討します。
Q4.土台水切りだけ補修することはできますか?
状態や取り付け構造によっては部分補修が可能です。外壁全体の塗装が必要とは限りません。
📩 まずは無料相談・無料診断から
外壁・屋根の状態確認から、これからの暮らしに合わせた住宅リフォームまでご相談いただけます。
→【LINE登録はこちら】LINEで相談する
→【お電話はこちら】0120-030-592
→【メールでのお問い合わせはこちら】ウチケンお問い合わせフォーム
→【YouTubeはこちら】ウチケンYouTube
→【Instagramはこちら】ウチケンInstagram
「相談したら全部工事しなければいけない」ということはありません。
まず、今やること・数年後に考えること・まだやらなくていいことを整理してみましょう。
この記事を書いた人

内山 雅彦(うちやま まさひこ)
株式会社内山建装(ウチケン)
代表取締役
保有資格:
一級塗装技能士・職業訓練指導員
高校卒業後から塗装業界に携わり、塗装職人として30年以上の経験を持つ外壁塗装・屋根塗装の専門家。2001年に内山建装を創業し、浜松市を中心に磐田市・袋井市・掛川市など、静岡県西部で地域密着の塗装・リフォーム工事を手がけています。
国家資格である一級塗装技能士の知識と豊富な現場経験を活かし、一軒一軒の住まいの状態に合わせた適切な施工を大切にしています。
ブログやYouTube「ウチケン先生」では、外壁・屋根の劣化症状、塗り替え時期、費用相場、失敗しない業者選びなど、住まいを長持ちさせるための情報をプロの視点からわかりやすく発信しています。
- 専門分野
- 外壁塗装・屋根塗装・防水工事・住宅リフォーム
- 趣味
- 釣り

























