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2026/10/28

浜松市の外壁にコケ・カビが増えるのはなぜ?塗り替え前に知っておきたい原因と対策

浜松市の外壁にコケ・カビが増えるのはなぜ?塗り替え前に知っておきたい原因と対策 画像

浜松市の外壁にコケ・カビが増えるのはなぜ?塗り替え前に知っておきたい原因と対策

こんにちは。浜松市の塗り替えリフォーム専門店「ウチケン」代表の内山です。

外壁を見ていて、

「北側だけ緑っぽくなってきた」
「日が当たらないところに黒い汚れがある」
「去年より汚れが広がっている気がする」

こんなことはありませんか?

外壁塗装の現地調査でも、コケ・藻・カビのような汚れはよく見かけます。

ただ、私は**「汚れているから塗装しましょう」で終わらせず、なぜその場所に発生しているのかを見ることが大切**だと思っています。

結論からいうと、外壁のコケ・カビは、日当たり・風通し・水分・周辺環境・塗膜の状態などが重なって発生しやすくなります。

コケがあるから即塗り替えではありません。

まず現在の状態を確認することから始めます。

なぜ北側の外壁にコケやカビが増えやすい?

北側や日陰になる外壁は、水分が残りやすい環境になりやすいからです。

例えば、

  • 日光が当たりにくい
  • 建物同士の間隔が狭い
  • 風が通りにくい
  • 植木が近くにある
  • 雨のあと外壁が乾きにくい

といった条件です。

ロックペイントも、藻やカビは適度な温度と湿度がそろう日陰などで発生しやすいと案内しています。

ロックペイント|外壁塗装リフォームのセルフチェック

ですから、一軒の家でも、

南側はきれいなのに、北側だけ緑色になっている

ということは珍しくありません。

実際にウチケンの施工事例でも、日陰になりやすい側だけコケや藻が見られる住宅があります。

ウチケン|日陰側にコケ・藻が見られた浜松市の外壁塗装施工事例

コケが生えていたら塗膜も劣化している?

可能性はありますが、コケだけで塗装時期を決めることはおすすめしません。

外壁塗装の塗膜には、外壁材を紫外線や雨風から保護する役割があります。

経年によって塗膜の状態が変わってくると、

  • 艶がなくなる
  • 色あせる
  • チョーキングが出る
  • 汚れが目立つ
  • コケや藻が付着する

など、複数の変化が見られることがあります。

ウチケン公式サイトでも、外壁のコケ・ひび・チョーキング・色あせなどを、外壁状態を確認する項目として紹介しています。

ウチケン|外壁塗装の劣化チェックポイント

日本ペイントも、汚れ・変色・退色やチョーキングなどを塗り替え検討の目安として挙げています。ただし、サインが出たから即施工という意味ではなく、状態を確認することが重要です。

日本ペイント|外壁の塗り替え時期について

私は、コケだけを見るのではなく、外壁全体の劣化状況を一緒に見るようにしています。

外壁を洗えばコケ・カビは解決する?

表面をきれいにすることはできますが、発生する環境そのものが変わらなければ、再び発生する可能性があります。

例えば、

日陰
湿気
植木
風通し

といった条件は、洗浄してもそのままです。

また、コケや藻が付着したサイディングについて、ニチハでは柔らかい布やブラシ、中性洗剤などを使った手入れ方法を案内しています。一方、強い薬剤などは外壁材を傷める可能性があるため注意が必要としています。

ニチハ|窯業系サイディングのメンテナンス方法

特に家庭用の高圧洗浄機を近距離から強く当てると、劣化している塗膜や外壁材を傷める場合があります。

「汚れているから、とにかく強く洗う」

ではなく、外壁の状態を見ながら対応することが大切です。

塗り替える場合は、なぜ洗浄と下地処理が重要?

コケ・汚れ・弱った旧塗膜などを残したまま塗装すると、新しい塗料の密着に影響するためです。

日本ペイントも、汚れ・異物・劣化塗膜を残したまま塗装すると、十分な付着性を確保しにくくなり、剥がれや仕上がり、耐久性に影響すると説明しています。

日本ペイント|塗装前に高圧洗浄を行う理由

ウチケンの施工でも、

洗浄 → 下地確認 → 必要な補修 → 下塗り → 上塗り

というように進めます。

実際の施工事例でも、コケや藻のある外壁を洗浄し、状態に応じて高圧洗浄・低圧洗浄を使い分けています。

塗装工事は「色を塗る仕事」に見えますが、私は塗る前の処理が非常に重要だと思っています。

防カビ・防藻塗料なら二度と発生しない?

防カビ・防藻性能のある塗料はありますが、「絶対に発生しない」というものではありません。

エスケー化研などでも、防かび・防藻性や低汚染性を持つ外壁塗料が用意されています。

エスケー化研|防かび・防藻性能を持つ外壁塗料

ただし、塗料だけで、

日当たり
風通し
湿気
植栽
建物周辺の環境

そのものを変えることはできません。

ですから、コケ・カビが発生しやすい住宅では、

「塗料の性能」+「その家の環境」

の両方を考えることが大切です。

植木や雨樋も確認した方がいい?

はい。外壁以外に原因がないかも確認してください。

例えば、

植木が外壁へ密着している。
雨樋からいつも水が漏れている。
エアコン排水が外壁付近へ流れている。
地面からの湿気が多い。

こうした条件があると、特定の場所だけ水分が残りやすくなることがあります。

「コケがあるから塗膜だけの問題」と決めつけず、その場所だけ湿りやすくなっていないかを見ることが大切です。

例えばこんなケースがあります

築年数がある程度経った浜松市の住宅で、

「北側がかなり緑色になってきたので、家全体が相当傷んでいるのでは?」

と相談されたとします。

実際に確認すると、

南側は色あせが中心。
北側はコケや藻が目立つ。
建物の横は植木と隣家が近く、風が抜けにくい。

このように、同じ一軒の住宅でも場所によって状態がまったく違うことがあります。

ウチケンでも、同じ浜松市・同じ築年数でも、日当たりや風当たり、外壁材などによって傷み方は異なるため、現地確認を大切にしています。

ウチケン|築20年以上の外壁塗装と現地確認の考え方

だから、

「築○年だから塗る」
「コケが生えたから塗る」

だけでは判断しません。

ご自宅で確認してほしい6つのポイント

安全に見える範囲で、次の部分を確認してみてください。

  • 北側だけ緑色・黒色になっていないか
  • 植木が外壁に接していないか
  • 雨樋から水が漏れていないか
  • 外壁にひび割れがないか
  • 手で触ると白い粉が付かないか
  • コケや汚れの範囲が以前より広がっていないか

ウチケンでは、ご自身でできる外壁・屋根の確認方法も紹介しています。屋根は危険ですので、地上から見える範囲だけ確認してください。

ウチケン|自分でできる建物診断と劣化サイン

内山社長のひとこと

この仕事を長くやっていると、外壁の汚れ方を見るだけでも、その家の環境がある程度分かることがあります。

北側だけ汚れている。

植木の近くだけ緑色になっている。

雨樋の下だけ黒ずんでいる。

こうした状態には、何か理由があることが多いです。

だから私は、

「コケがあるから塗りましょう」

だけでは終わらせたくありません。

なぜそこだけ発生しているのか。

塗膜の劣化なのか。

立地環境によるものなのか。

水がいつも流れている場所なのか。

そこまで確認して、必要なら塗装する。

まだ塗装する必要がなければ、洗浄や経過観察でいい場合もあると思っています。

家は一軒の中でも、場所によって傷み方が違います。

だからこそ現地を見る。

これが私たちが大切にしていることです。

浜松市・浜名区で外壁のコケ、カビ、藻、黒ずみなどが気になってきた方は、まず今の状態を確認してみてください。

よくある質問

Q. 外壁にコケが出たらすぐ塗装が必要ですか?

必ずしも必要ではありません。コケ以外に色あせ、チョーキング、ひび割れ、シーリング劣化などがないかを確認して総合的に判断します。

Q. 北側だけ緑色になるのはなぜですか?

日光が当たりにくく、風通しなどの条件によって外壁が乾きにくい環境になっている可能性があります。

Q. 家庭用高圧洗浄機で落としても大丈夫?

外壁材や塗膜の状態によります。劣化した部分へ強い圧力をかけると傷める可能性があるため注意してください。

Q. 防カビ塗料にすればもう発生しませんか?

発生を抑える性能を持つ塗料はありますが、日当たりや湿気など立地環境の影響も受けるため、完全に防げるとは限りません。

Q. 緑色の汚れは全部コケですか?

見た目だけでは、コケ・藻・カビなどを正確に判断しにくい場合があります。大切なのは名称だけでなく、発生している場所や外壁全体の状態を確認することです。

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「相談したら全部工事しなければいけない」ということはありません。

まず、今やること・数年後に考えること・まだやらなくていいことを整理してみましょう。

この記事を書いた人

内山 雅彦

内山 雅彦(うちやま まさひこ)

株式会社内山建装(ウチケン)
代表取締役

保有資格:
一級塗装技能士・職業訓練指導員

高校卒業後から塗装業界に携わり、塗装職人として30年以上の経験を持つ外壁塗装・屋根塗装の専門家。2001年に内山建装を創業し、浜松市を中心に磐田市・袋井市・掛川市など、静岡県西部で地域密着の塗装・リフォーム工事を手がけています。

国家資格である一級塗装技能士の知識と豊富な現場経験を活かし、一軒一軒の住まいの状態に合わせた適切な施工を大切にしています。

ブログやYouTube「ウチケン先生」では、外壁・屋根の劣化症状、塗り替え時期、費用相場、失敗しない業者選びなど、住まいを長持ちさせるための情報をプロの視点からわかりやすく発信しています。

専門分野
外壁塗装・屋根塗装・防水工事・住宅リフォーム
趣味
釣り

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